こんにちは伊賀の頭痛治療家 今谷です。

今回は自律神経や頭痛と食事がどんな関係があるかお話しします。

この時期は忙しくなってくると、昼食をしながら仕事や作業をされている方も多いのではないでしょうか。

これをやりすぎると体に信号が出てきます。

それは何かというと、自律神経の1日のリズムの中で、交感神経の働きがピークを迎えるのが12時ごろ。その時間帯に、副交感神経の働きも高めて、自律神経を整えておくことで、午後の体力にも影響が出てきます。

腸は、食事と食事の間に食べたものを消化して、吸収して、腸内環境を整えておくために掃除をしてくれます。おなかが減ると音が鳴るのは、腸管が大きく収縮して腸内環境を整えるために掃除をしている音。

腸内環境を整える食事の間隔は、日中だと6時間が理想と言われています。

この6時間の間に、食べたものを消化、吸収して、最後に腸管が大きく収縮して殺菌作用のある消化液が増加。腸に残った悪玉菌を処理します。

腸をしっかりと動かすことで全身の血流が良くなって、脳にも新鮮な酸素や栄養が運ばれます。

そして頭が整理され、午後もスッキリした仕事や行動が取りやすくなるのです。

ただ注意すべきことは一気に交感神経が高まるということ。

腸を繁樹して副交感神経を高めようとしているのに、一気に交換神経が高まる。

この場合はどのようにすればよいか?

これは、ゆっくりと良く噛み、食べすぎないようにすることです。

子供の頃によく言われたことかもしれません。

仕事に追われて焦るあまり、昼食は食事の基本が疎かになりがちです。

かきこむように食べると、これだと消化をするために働く副交感神経は上がりにくくなる。

ゆっくりと食べることで唾液の分泌も増え、消化・吸収をサポートします・

食べ過ぎも、消化・吸収に大量の血液が使われ、脳への血流量が減ってしまいます。

また食後は、なかなか頭が働かず、頭がボーッとして集中できないこともありますよね。

炭水化物の取り過ぎによって起きているかもしれません。

ただその場合は昼食後の2時間は「捨ててもいい」と割り切って生活することも大事です。

どうしても食後は、消化にエネルギーを使うため、脳にあまり血液が行き届かず、注意力が散漫になったり、眠くなってしまったりするもの。

集中している時は、交感神経が上がってアドレナリンが分泌。そして神経伝達物質のドーパミンが大量に分泌され、脳の中枢神経が強化。その結果、神経伝達物質アドレナリンが分泌され集中力が向上します。

一方で朝から夕方まで100%集中するのは疲れてしまい、その結果自律神経の乱れが大きくなり、アドレナリンには血小板の働きを活発化し、血液をドロドロにしてしまう作用があるので注意しなければならないのです。

というように特に昼間の昼食1つでも自律神経や頭痛の起因になります。

余裕があるときは良いかもしれませんが、忙しい時ほど意識して昼食を取るようにしてみましょう。

ただいくら食事をコントロールしても自律神経や頭痛がなかなか落ち着かない場合は、伊賀の頭痛専門えがお整体院までお越しください。