こんにちは、伊賀の頭痛治療家 今谷です。
最近は陽気の良い日が続いてますますが朝晩はまだまだ肌寒いですね。
そして来週からは雨が続きそうな予報です。
このような気温差や気圧差が大きいと、自律神経も本当に忙しく働いてくれています。
ただそれだけ体には負荷がかかっているので、偏頭痛の原因にもなる天候ですね。
ただなぜその結果が偏頭痛なのか?
今日はその偏頭痛のメカニズムを紐解いていきたいと思います。
そもそもの原因は頚椎2番のズレによって、神経や血管が圧迫され偏頭痛は引き起こされていくわけです。
その後の流れとしては、まだ解明されているわけではありませんが、
まず脳の「視床下部」という部分が関係していると考えられています。
視床下部とは自律神経の中枢であり、心拍や血圧、消化機能、ホルモン、睡眠や情緒をコントロールしています。
ほとんどの感覚は脳の「視床」という部分に向かい、その直下の視床下部に反応します。
すると脳内物質のセロトニンが減少し、その影響で脳の血管が拡張して炎症を起こすと考えられています。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、体リズムにコントロールしています。
ではなぜこの「セロトニン」の分泌量は低下するのか。
この明確な原因というのはわかっていませんが、主な引き金にはこのような内容です。
体のリズムや環境の変化によっても起こります。
・月経直前→女性ほるもんのエストロゲンの分泌量の低下。
・気圧の低下時。
・ストレス。ただこれはストレスの最中というよりも、「ストレスから解放された直後に発生しやすい。」ということです。自律神経の働きとしてストレスから解放されると、収縮していた血管が拡張するため炎症を起こすことが理由の一つです。
・「週末頭痛」平日のストレスフルな状態から解放されると、脳が「セロトニン」を出す必要がなくなったと判断し、量を減らします。
そのため血管も緩んで拡張して偏頭痛をもたらします。
・感覚過敏症の一つとして、匂いや光も引き金になります。
・空腹。これも低血糖をもたらすことで偏頭痛が起こるケースもあります。
引き金となる生活リズムや生活習慣の変化、ストレスの増大
↓
頚椎2番が刺激されズレが発生
↓
血管や神経が圧迫を受ける
↓
セロトニンの減少が起こり、三叉神経に刺激
↓
痛み物質が分泌
↓
脳にも血管の拡張・炎症
↓
偏頭痛になる
というのがメカニズムの一つです。
このメカニズムを断ち切るためにも、きっかけとなる生活リズムや習慣といったストレスを溜めすぎない生活ができるようにしましょう。
それでも偏頭痛が続くのであれば、伊賀の頭痛専門えがお整体院までお越しください。