こんにちは、伊賀の頭痛治療家 今谷です。
今日は閃輝暗点と偏頭痛についてお話しします。
まずよくあるのは偏頭痛の前兆です。ただ実は、頭痛がない閃輝暗点というのもあり、この状態は体内で何らかの変化が起きているということで注意が必要です。
そもそも閃輝暗点は、視界がギラギラ・ギザギザした模様に見える現象のことを言います。最初は一部分だけだったものが、視界を遮るように広がります。
症状としては数十分ほどで改善するケースが多いです。
最も一般的な出方は偏頭痛の前駆症状として現れます。ただ頭痛持ちの人だけではなく、低血糖の時、眠りすぎた時、寝不足の時などにも発生します。目の症状として現れますが、目そのものの病気ではなく、脳内で起こった変化によって発生します。
そしてこの閃輝暗点の多くは、脳の血管の収縮・拡張です。ストレスや睡眠不足、食べ物の影響で脳の血管の収縮・拡張が起こるとされています。
ストレスが原因で閃輝暗点が出る仕組みは、
体内でカテコールアミンと呼ばれる物質が増加して、活性化した血小板からセロトニンが放出されます。セロトニンの影響で血管が収縮すると、後頭葉から始まる大脳皮質の機能低下を招き、前駆症状が起こります。
そして血流低下の原因になる神経細胞の変化が神経に左右する物質を出します。血管の拡張・炎症を招きます。神経の炎症が頭部や三叉神経を刺激して、頭痛が起こるという仕組みです。
というように閃輝暗点は、偏頭痛の前触れ。という意識が強いですが、原因も多数あってその後偏頭痛が必ず出るとは限りません。
ただこの閃輝暗点を治すための薬というのもありません。
もし閃輝暗点をどうにか早く治したい方は、伊賀の頭痛専門えがお整体院までお越しください。